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造園施工管理技士とは|造園工事業で担える立場(主任技術者・監理技術者)と令和8年度の試験日程・検定の形式

この記事の結論

造園施工管理技士は、国土交通大臣が行う技術検定(造園施工管理)の第二次検定に合格した人の称号です[1, 2]。1級・2級のどちらでも、造園工事業の主任技術者と、一般建設業の営業所技術者の要件を満たします[1, 3]。ただし、造園工事業は建設業法施行令が定める「指定建設業」です[2]。

結論の続きと根拠を読む
造園工事が進む庭
この記事はこんな方におすすめ

公園・緑地・植栽・外構などの造園工事に携わる技術者。年齢・経験年数は問わず、造園施工管理技術検定の1級または2級の受検を考えている人、または合格後に資格を勤務先や応募先でどう生かすかを確かめたい人

造園施工管理技士の1級と2級で、造園工事業のどの立場(主任技術者・営業所技術者・監理技術者)を担えるのか、造園工事業が指定建設業であることで2級や実務経験だけでは担えない工事があるのか、造園以外の業種で使えるのか、令和8年度の試験日・合格発表日と第一次・第二次検定の形式、応募先や勤務先でこの資格がどう扱われるかを、法令と試験機関の公表資料で確かめたい

造園施工管理技士の資格で担える工事(造園工事業の主任技術者・監理技術者)と、受検・合格発表の日程、造園の職場での評価を知りたい

目次17項目

結論

そのため、元請で下請代金の合計が5,000万円以上になる造園工事の監理技術者は、1級造園施工管理技士、告示が定める技術士、国土交通大臣の認定者に限られ、2級や実務経験だけでは担えません[1, 4, 5]。令和8年度の公表日程では、1級第二次検定の試験日は12月6日、2級第一次検定(後期)の合格発表日は令和9年1月5日です[7–9]。手当や配置の方針は会社ごとに違うため、質問で確かめてください。

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対象
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1級と2級の比較:造園工事業で担える立場

比べる点2級造園施工管理技士1級造園施工管理技士選ぶときの見方
造園工事業の主任技術者なれる[3]なれる[3]下請の現場や小さな元請工事はこちら
一般建設業の営業所技術者なれる[1, 3]なれる[1, 3]営業所ごとに専任で置く立場
特定建設業の特定営業所技術者なれないなれる[1, 4]勤務先が特定建設業の許可を持つか
監理技術者(元請で下請代金の合計5,000万円以上)なれないなれる[1, 2, 4]元請で大きな工事を担うなら1級
検定で確かめる力主任技術者として必要な知識・能力[2]監理技術者として必要な知識・能力[2]目指す立場で級を選ぶ
庭に敷かれた石の園路
庭に敷かれた石の園路。

造園工事業の主任技術者は、資格がなくても、造園工事の実務経験10年以上などで要件を満たせます[1, 5]。資格の有無で差が出るのは、主に監理技術者と特定営業所技術者です(編集部の整理)。

国や自治体が注文者の施設などで請負代金4,500万円以上の工事は、主任技術者・監理技術者が原則として現場ごとに専任です。請負代金1億円未満などの条件を満たせば2現場まで兼任できます[1, 2]。専任の監理技術者は、監理技術者資格者証の交付と講習の受講も必要です[1]。

造園以外の業種で使える場合

建設業法施行規則第7条の3では、造園施工管理の1級(第一次検定または第二次検定)の合格後3年以上、2級(第一次検定または第二次検定)の合格後5年以上、その工事の実務経験があれば、次の業種の主任技術者・営業所技術者の要件を満たします[3]。

左官、とび・土工・コンクリート、石、屋根、タイル・れんが・ブロック、鉄筋、しゅんせつ、塗装、防水、熱絶縁、さく井、水道施設、清掃施設、解体の各工事業[3]

造園工事業そのものは、資格で要件を満たすには第一次検定の合格だけでは足りず、第二次検定の合格が必要です[3]。

試験の仕組みと令和8年度の日程

試験は全国建設研修センターが実施し、令和8年度の日程は次のとおり公表されています[3, 7–10]。

検定区分試験日合格発表日
1級第一次検定令和8年9月6日令和8年10月8日
1級第二次検定令和8年12月6日令和9年3月3日
2級第一次検定(前期)令和8年6月7日令和8年7月7日
2級第一次検定(後期)令和8年11月15日令和9年1月5日
2級第二次検定令和8年11月15日令和9年3月3日

第一次検定は、1級が受検年度末に19歳以上、2級が17歳以上なら受けられます[6]。2級第二次検定は、2級第一次検定の合格後に造園施工管理の実務経験3年以上、または1級第一次検定の合格後に1年以上で受けられます[6]。1級第二次検定は、1級第一次検定の合格後5年以上(特定実務経験1年以上を含めば3年以上)などのルートがあります[6]。

令和10年度までは旧受検資格でも第二次検定を受けられます[8, 9]。自分のルートは受検資格の確かめ方で整理できます。

第一次検定・第二次検定の形式

令和7・8年度に公表された問題用紙から、形式だけをまとめます。令和8年度の第二次検定の出題を予想するものではありません。

検定区分公表された問題用紙の形式
1級第一次検定(令和8年度)試験問題A(36問)とB(29問)、全問必須のマークシート。Bの問題24〜29は正解をすべて選ぶ形式[14, 15]
2級第一次検定(令和7年度後期)40問、全問必須。問題37〜40は正解をすべて選ぶ形式[12]
1級第二次検定(令和7年度)4問すべて必須。図面・工事数量表・工事条件に基づく施工管理、工程管理、品質管理、安全管理[11]
2級第二次検定(令和7年度)2問すべて必須。工事数量表と工事条件に基づく施工管理(植栽・移植・工程の設問を含む)と安全管理[13]

令和7年度の第二次検定は問題文が示す工事条件や工程表などに答える形式で、受検者自身の工事経験を書かせる設問はありませんでした(編集部の確認)[11, 13]。

令和8年度の合格基準は、1級第一次検定が全体で60%以上かつ施工管理法(応用能力)が30%以上、そのほかは60%以上です(実施状況等により変更の可能性あり)[16]。第一次検定と第二次検定を同じ日に受けた場合、第一次検定が基準に届かなければ第二次検定は採点されません[16]。種目別の合格率は施工管理技士の合格率で比べられます。

ケース別の判断

ケース1:下請の造園工事や小さな元請工事が中心の場合

置くのは主任技術者で、2級の第二次検定の合格で要件を満たします[1, 3]。公共の公園など請負代金4,500万円以上の工事では原則専任になるため、担当現場数を確かめましょう[2]。

ケース2:公園整備などを元請で受け、下請に多く発注する場合

下請代金の合計が5,000万円以上なら監理技術者が必要で、造園工事では1級などに限られます[1, 2, 4]。1級へ進む時期を勤務先の工事予定と合わせて考えましょう。

ケース3:第一次検定だけ合格している(技士補)場合

第一次検定の合格者は「技士補」を名乗れます[2]。造園工事業の主任技術者に資格でなるには第二次検定の合格が必要ですが、上の14業種では第一次検定の合格後の実務年数で要件を満たす道があります[1, 3]。

造園施工管理技士の使い道を確かめるチェックシート

確認する項目勤務先・応募先で聞くこと判断の目安
許可の種類造園工事業の許可は特定か一般か特定なら営業所に置く技術者は1級など[1, 4]
元請工事の規模下請代金の合計5,000万円以上の元請工事があるかあれば監理技術者は1級など[1, 2]
入社後の立場主任技術者・営業所技術者・担当者のどれか2級でも主任技術者・一般の営業所技術者になれる[3]
専任の現場公共工事など4,500万円以上の工事の担当予定原則専任。兼任は条件つきで2現場まで[2]
造園以外の工事外構・とび土工・解体などの割合合格後の実務年数で要件を満たす業種がある[3]
受検の支援受検日の休み、受検手数料の負担手数料は1級が各17,200円、2級は一次のみ・二次のみが各8,600円[8, 9]
資格の評価資格手当、昇格条件との関係会社ごとに決まるため、会社に確かめる(編集部の整理)

このシートは法令上の配置要件を確かめる目安で、採用や待遇を保証するものではありません。

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向いている人・向いていない人

向いているのは、造園工事で施工計画・工程管理・品質管理・安全管理を担い、主任技術者や監理技術者として配置されたい人です。これらは主任技術者・監理技術者の職務として法律に定められています[1]。

一方、担当業務が建設工事の施工管理ではない人は、資格の使い道が仕事と結びつきにくくなります(編集部の整理)。元請の大きな工事で監理技術者をすぐ担いたい人は、2級では足りません[1, 4]。

応募前に確認したい質問

  • 造園工事業の許可は特定と一般のどちらですか。
  • 入社後は主任技術者・営業所技術者・担当者のどれとして働く予定ですか。
  • 下請代金の合計が5,000万円以上の元請工事はありますか。そのとき監理技術者は誰が担いますか。
  • 1人で同時に担当する現場の数はいくつですか。専任の現場はありますか。
  • 受検日の休みや受検手数料、講習費用を会社が負担しますか。
  • 資格手当はありますか。1級と2級で扱いは違いますか。

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相談先の使い方

この記事で整理した内容を、相談先でどう使えるかをまとめました。各サービスの内容は、運営会社の公式サイトの記載をもとに編集部が整理したものです。

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合う人

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  • 担当者との面談を経ずに、自分のペースで求人だけを見比べたい人(面談で希望を聞いて求人を提案する形式のため)
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対応地域
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相談先に聞いておきたいこと

  • この記事の「応募前に確認したい質問」を、紹介される求人ごとに確かめてもらえますか記事の確認項目を求人比較にそのまま使うため
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  • 希望する勤務地(通勤できる範囲)で紹介できる求人はありますか公式サイトに紹介地域の明記がないため
  • 応募しないと決めた求人や、今回は転職しないと決めた場合は、どう伝えればよいですか応募・転職の判断を自分で持つため

運営会社: 株式会社MyVision/有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-314719/公式サイトの記載を2026-10-20に確認

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  • 時間をかけて少しずつ転職活動を進めたい人(利用規約で、電話・面談による転職相談と担当者の支援は原則として開始通知から3カ月が上限とされているため)
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登録後の流れ

  1. 公式サイトで会員登録する
  2. 面談で現在の状況を伝え、求人の紹介を受ける
  3. 応募する求人の書類選考に進み、面接に向けた練習を受ける
  4. 企業面接・内定のあと、転職先との条件交渉の支援を受ける(労働条件は入社前に自分で求人企業に直接確認する)

相談先に聞いておきたいこと

  • この記事の「応募前に確認したい質問」を、紹介される求人ごとに求人企業へ確認してもらえますか記事の確認項目を求人比較にそのまま使うため(利用規約では、労働条件の確認は希望に応じて連絡を取り次ぐとされている)
  • 転職相談と担当者の支援は、いつから何カ月受けられますか支援期間の上限(原則3カ月)を踏まえて応募の時期を決めるため
  • サイトに公開されている求人と、登録後に紹介される求人では何が違いますか公開求人だけで判断してよいかを確かめるため
  • 希望する勤務地(通勤できる範囲)で紹介できる求人はありますか公式サイトに紹介地域の明記がないため

運営会社: 株式会社アップベース/事業者番号(運営会社の会社概要の表記): 13-ユ-312361/公式サイトの記載を2026-10-20に確認

この記事の確認項目のうち、相談先で聞けること

面談では、次の項目を紹介される求人ごとに確かめたいと伝えておくと、求人を同じ軸で比べやすくなります。労働条件は、応募先が示す書面で最終確認してください。

  • 造園工事業の許可は特定と一般のどちらですか。
  • 入社後は主任技術者・営業所技術者・担当者のどれとして働く予定ですか。
  • 下請代金の合計が5,000万円以上の元請工事はありますか。そのとき監理技術者は誰が担いますか。
  • 1人で同時に担当する現場の数はいくつですか。専任の現場はありますか。

紹介される求人の内容や選考の結果は、相談先と応募先の判断によります。

よくある質問

造園技能士と造園施工管理技士は何が違いますか

造園技能士は職業能力開発促進法の技能検定です。1級造園技能士は合格だけで、2級は合格後に造園工事の実務経験3年以上で、造園工事業の主任技術者の要件を満たします[3]。ただし、監理技術者の要件を定める告示の造園工事業の欄に、技能検定は含まれていません[4]。

第二次検定の解答例や出題予想はありますか

本記事では載せていません。形式は公表された問題用紙で、出題の範囲は施工技術検定規則の科目と基準(設計図書に基づく施工計画の作成・実施の応用能力など)で確かめてください[6, 11, 13]。

資格は職場でどう評価されますか

法令上は、担える立場(主任技術者・監理技術者など)で差が出ます[1, 3]。手当や昇格の扱いは会社ごとに違います。施工管理技士の資格手当の見方を参考に確かめてください。

次の行動

まず合格状況と担当工事の元請・下請、請負代金を書き出し、チェックシートで応募先と並べます。

合格後の手続きは合格証明書の申請方法、他の種目の日程は試験日程、立場の違いは監理技術者のキャリアで確かめてください。

転職の進め方は施工管理経験者向けの転職ガイドにまとめています。

出典・編集情報

出典・確認資料(16件)

  1. e-Gov法令検索(デジタル庁)「建設業法(第7条・第15条・第26条・第26条の4・第27条)」本文へ戻る
  2. e-Gov法令検索(デジタル庁)「建設業法施行令(第2条・第5条の2・第27条・第28条・第30条・第37条・第40条・第42条)」本文へ戻る
  3. e-Gov法令検索(デジタル庁)「建設業法施行規則(第7条の3・第17条の23)」本文へ戻る
  4. 国土交通省「建設業法第十五条第二号イの国土交通大臣が定める試験及び免許(昭和63年建設省告示第1317号)」本文へ戻る
  5. 国土交通省「外国人技術者の確保・定着に向けた取組状況(建設業法における主任技術者・監理技術者の要件)」本文へ戻る
  6. e-Gov法令検索(デジタル庁)「施工技術検定規則(第4条・第5条・別表第一・別表第二)」本文へ戻る
  7. 国土交通省「令和8年度造園施工管理技術検定の実施について」本文へ戻る
  8. 一般財団法人全国建設研修センター「1級造園施工管理技術検定(令和8年度 1級造園施工管理技術検定の実施について)」本文へ戻る
  9. 一般財団法人全国建設研修センター「2級造園施工管理技術検定(令和8年度 2級造園施工管理技術検定の実施について)」本文へ戻る
  10. 一般財団法人全国建設研修センター「令和8年度 造園施工管理技術検定 実施日程」本文へ戻る
  11. 一般財団法人全国建設研修センター「令和7年度 1級造園施工管理技術検定 第二次検定 試験問題」本文へ戻る
  12. 一般財団法人全国建設研修センター「令和7年度 2級造園施工管理技術検定 第一次検定(後期)試験問題」本文へ戻る
  13. 一般財団法人全国建設研修センター「令和7年度 2級造園施工管理技術検定 第二次検定 試験問題」本文へ戻る
  14. 一般財団法人全国建設研修センター「令和8年度 1級造園施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A」本文へ戻る
  15. 一般財団法人全国建設研修センター「令和8年度 1級造園施工管理技術検定 第一次検定 試験問題B」本文へ戻る
  16. 国土交通省「令和8年度技術検定の合格基準について」本文へ戻る
施工管理キャリア編集部

公開情報を確認し、記事の比較軸と出典を整理しています。個人資格・個人体験に基づく監修記事ではありません。

更新日
2026-10-19
公開日
2026-10-19
読了目安
31分
出典数
16件

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