結論
25〜29歳では建築約551万円・土木約555万円、30〜34歳では建築約636万円・土木約599万円です。企業規模による差も大きく、建築技術者は従業員1,000人以上で約860万円、10〜99人で約585万円です[1]。求人票の年収と比べるときは、平均ではなく自分と同じ年齢・企業規模の行を選び、月給・残業代・賞与を分けて並べてください。
PR
次の判断へ進むビルドジョブ:建設業界に特化した転職エージェント利用は無料です。相談だけでもよく、紹介された求人に応募するかは自分で決められます。面談の予約は365日24時間受け付けています。
- 対象
- 施工管理や設計の経験を、どの職種・立場の求人で活かせるかを担当者と一緒に整理したい人
- 入力する主な項目
- 誕生年、職種、氏名、携帯番号、メールアドレス
- 申込後の最初の流れ
- 公式サイトのフォームで、誕生年・希望職種・氏名・携帯番号などを入力して申し込む
- 面談で、これまでの経験と希望条件を伝える
この記事の数値の前提
統計には「施工管理」という職種区分がないため、最も近い「建築技術者」「土木技術者」の値を使います。施工管理職だけの値ではありません[1]。
- 対象は、常用労働者10人以上の企業(民営事業所)で働く一般労働者(短時間労働者以外)の男女計です[1, 4]
- 月の給与は令和7年6月分、賞与は原則として令和6年1〜12月の1年間の値です[3]
- 年収換算は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で編集部が計算しました
- 所定内給与額は、きまって支給する現金給与額から超過労働給与額(時間外・深夜・休日出勤・宿日直・交替手当)を差し引いた、所得税等を控除する前の額です[4]
年齢別の年収相場と賞与
| 年齢 | 建築技術者 | うち賞与 | 土木技術者 | うち賞与 | 全職種(民営事業所) |
|---|---|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 約411万円 | 約46万円 | 約435万円 | 約69万円 | 約361万円 |
| 25〜29歳 | 約551万円 | 約92万円 | 約555万円 | 約115万円 | 約448万円 |
| 30〜34歳 | 約636万円 | 約108万円 | 約599万円 | 約125万円 | 約507万円 |
| 35〜39歳 | 約710万円 | 約157万円 | 約668万円 | 約138万円 | 約557万円 |
| 40〜44歳 | 約747万円 | 約153万円 | 約625万円 | 約132万円 | 約595万円 |
| 45〜49歳 | 約765万円 | 約170万円 | 約686万円 | 約151万円 | 約614万円 |
| 50〜54歳 | 約808万円 | 約183万円 | 約726万円 | 約155万円 | 約634万円 |
| 55〜59歳 | 約880万円 | 約189万円 | 約735万円 | 約156万円 | 約641万円 |
| 60〜64歳 | 約743万円 | 約140万円 | 約646万円 | 約112万円 | 約506万円 |

建築・土木は職種別の表、全職種は産業大分類の表(産業計)から、いずれも企業規模計で換算しました[1, 2]。表のどの年齢でも全職種より高く、建築技術者は55〜59歳が最も高い値です。
この表は同じ年に働く別々の人を年齢で分けた値で、一人の昇給の道筋ではありません。土木技術者の40〜44歳が35〜39歳より低いように、年齢が上がっても下がる区分があります。
賞与(ボーナス)は、全年齢・規模計で建築技術者が約132万円、土木技術者が約123万円で、どちらも年収換算の約2割です。建築技術者の20〜24歳は約46万円で、年収換算の約11%にとどまります[1]。統計の賞与は原則として前年1〜12月の1年間の額なので[3]、前年の途中や調査の年に入社した人は、1年分に満たない賞与で平均に入ることがあります(編集部の整理)。
企業規模別の年収相場
| 企業規模(従業員数) | 建築技術者 | うち賞与 | 土木技術者 | うち賞与 |
|---|---|---|---|---|
| 1,000人以上 | 約860万円 | 約188万円 | 約760万円 | 約160万円 |
| 100〜999人 | 約659万円 | 約122万円 | 約655万円 | 約151万円 |
| 10〜99人 | 約585万円 | 約105万円 | 約563万円 | 約97万円 |
| 規模計 | 約679万円 | 約132万円 | 約625万円 | 約123万円 |
建築技術者の1,000人以上と10〜99人の差は約275万円で、そのうち賞与の差が約83万円です[1]。働く人の数でみると、10〜99人の企業で働く人の割合は建築技術者で約42%、土木技術者で約55%です(推計労働者数から計算)[1]。規模計の平均は大企業の値に引き上げられるため、中小企業の求人を見るときは10〜99人や100〜999人の行と比べます。
20代・30代の年収相場(企業規模別)
| 区分 | 規模計 | 1,000人以上 | 100〜999人 | 10〜99人 |
|---|---|---|---|---|
| 建築技術者 20〜24歳 | 約411万円 | 約479万円 | 約399万円 | 約362万円 |
| 建築技術者 25〜29歳 | 約551万円 | 約701万円 | 約510万円 | 約444万円 |
| 建築技術者 30〜34歳 | 約636万円 | 約793万円 | 約630万円 | 約502万円 |
| 建築技術者 35〜39歳 | 約710万円 | 約901万円 | 約751万円 | 約568万円 |
| 土木技術者 20〜24歳 | 約435万円 | 約489万円 | 約438万円 | 約375万円 |
| 土木技術者 25〜29歳 | 約555万円 | 約646万円 | 約558万円 | 約474万円 |
| 土木技術者 30〜34歳 | 約599万円 | 約758万円 | 約596万円 | 約510万円 |
| 土木技術者 35〜39歳 | 約668万円 | 約846万円 | 約716万円 | 約567万円 |
20代から企業規模による差があり、30代では、建築技術者の35〜39歳で1,000人以上と10〜99人の差が約333万円あります[1]。20代後半の大企業の値は残業代の比重も大きく、建築技術者の25〜29歳・1,000人以上は超過実労働時間数が月39時間で、毎月の給与47.07万円のうち約11.0万円が残業代などにあたります[1]。
規模計でも、建築技術者の30〜34歳は超過実労働時間数が月28時間で、毎月の給与44.0万円のうち、所定内給与額は36.42万円、残りの約7.6万円が残業代などにあたります[1]。35〜39歳では年収換算が約74万円高く、そのうち約49万円は賞与の差です[1]。
求人票と統計の比較シート
求人票の年収は、統計の年収換算と同じ中身とは限りません。求人票の賃金は税込みで、昇給と賞与は前年度の実績です。採用後の待遇を約束するものではありません[6]。次のシートで項目を分けて並べてください。
| 求人票の項目 | 求人票の値 | 比べる統計値 | 比べ方 |
|---|---|---|---|
| 月給(基本給と毎月決まった手当) | 月 万円 | 所定内給与額(例:建築30〜34歳 36.42万円) | 残業代を除いた額どうしで比べる |
| 残業代の見込み・固定残業代 | 月 万円・ 時間分 | きまって支給する現金給与額−所定内給与額(同 約7.6万円) | 時間数も並べて、月28時間などの統計値と比べる |
| 賞与 | 年 万円(前年度実績) | 年間賞与その他特別給与額(同 108.31万円) | 「○か月分」は月給を掛けて金額に直す |
| 提示年収・想定年収 | 年 万円 | 年収換算(同年齢・同規模の行) | 何を含む額かを確認してから比べる |
| 会社の従業員数と自分の年齢 | 人・ 歳 | 上の年齢別・規模別の表 | 規模計ではなく同じ規模の行を使う |
統計値は[1]、項目の定義は[4]によります。固定残業代が統計のどちらの項目に当たるかは用語の定義からは判断できないため、別の行に分けて書きます。このシートは統計の平均との位置関係を確かめる目安で、個別企業の年収や転職後の年収を予測・保証するものではありません。
ケース分岐:求人票の年収が統計より高い場合
同じ年齢・同じ規模の統計値より高い求人は、まず残業代の扱いを確かめます。固定残業代や残業の見込みを含めた想定年収なら、月の時間数を統計の超過労働時間と並べます。
固定残業代の見分け方は施工管理の残業代の確認ポイント、「年収1000万円可」の求人の見方は施工管理で年収1000万円に届く条件で解説しています。
ケース分岐:求人票の年収が統計より低い場合
規模計の平均と比べていないかを最初に確かめます。従業員10〜99人の会社なら、建築技術者の35〜39歳でも年収換算は約568万円です[1]。そのうえで同じ規模の行より低い場合は、賞与の支給実績と資格手当の有無を質問します。資格手当の書かれ方は施工管理技士の資格手当の確認方法にまとめています。
PR
次の判断へ進むビルドジョブ:建設業界に特化した転職エージェント利用は無料です。相談だけでもよく、紹介された求人に応募するかは自分で決められます。面談の予約は365日24時間受け付けています。
- 対象
- 施工管理や設計の経験を、どの職種・立場の求人で活かせるかを担当者と一緒に整理したい人
- 入力する主な項目
- 誕生年、職種、氏名、携帯番号、メールアドレス
- 申込後の最初の流れ
- 公式サイトのフォームで、誕生年・希望職種・氏名・携帯番号などを入力して申し込む
- 面談で、これまでの経験と希望条件を伝える
この比べ方が向いている人・向いていない人
向いているのは、複数の求人の年収を同じ物差しで比べたい人や、20代・30代で大きな会社と小さな会社のどちらに移るかを迷っている人です。年齢と規模の行をそろえると、差が規模によるものか内訳によるものかを分けられます。
向いていないのは、統計の平均を自分がもらうべき金額と考えてしまう人です。平均は資格、担当工事、役職の違いを含んだ値です。今の給料が安いと感じる理由を知りたい場合は、先に施工管理の給料が安いと感じる理由で現職の給与明細を分けてください。
応募前に確認したい質問
- 提示年収のうち、基本給、毎月決まった手当、固定残業代、賞与はそれぞれいくらですか
- 固定残業代は何時間分で、超えた分はどのように支払われますか
- 賞与の前年度実績は何か月分ですか。評価でどの程度変わりますか
- 試用期間中の賃金は本採用後と違いますか
- 会社全体の従業員数は何人ですか
試用期間中は賃金などの条件が異なることがあり、求人票は雇用契約書ではありません。採用時には書面で労働条件の明示を受けてください[6]。
PR
相談先の使い方
この記事で整理した内容を、相談先でどう使えるかをまとめました。各サービスの内容は、運営会社の公式サイトの記載をもとに編集部が整理したものです。
ビルドジョブ
- 業態
- 建設業界に特化した転職エージェント
- 求職者の料金
- 求職者の利用料はかからないと公式サイトで案内されています。
合う人
- 施工管理や設計の経験を、どの職種・立場の求人で活かせるかを担当者と一緒に整理したい人
- 応募書類の作成、面接対策、条件面のやり取りを一人で進めるのが負担な人
- まだ転職するか決めておらず、まず相談だけして判断材料を集めたい人
- 現場の都合で平日の日中に時間を取りにくく、面談の日時を調整したい人
合わない人
- 担当者との面談を経ずに、自分のペースで求人だけを見比べたい人(面談で希望を聞いて求人を提案する形式のため)
- 施工管理・設計以外の職種を中心に探したい人(公式サイトが挙げる主要な取り扱い職種は施工管理と設計のため)
- 希望勤務地が限られ、その地域の求人があるかを登録前に確かめたい人(紹介できる地域の明記がないため、問い合わせや面談で先に確認が必要)
詳しく見る:ビルドジョブの主な職種・対応地域・登録後の流れなど
- 業態
- 建設業界に特化した転職エージェント(担当者が面談で希望を聞き、求人を提案する形式)
- 求職者の料金
- 求職者の利用料はかからないと公式サイトで案内されています。紹介手数料は求人企業が負担する仕組みです。
- 主な職種
- 主要な取り扱い職種として、建築・土木・管工事・電気工事・設備・プラントの施工管理と、建築・土木・設備・構造・意匠の設計、設計監理が挙げられています。
- 対応地域
- 紹介できる求人の地域は公式サイトに明記がありません。面談で希望勤務地の求人があるかを先に確かめてください。
登録後の流れ
- 公式サイトのフォームで、誕生年・希望職種・氏名・携帯番号などを入力して申し込む
- 面談で、これまでの経験と希望条件を伝える
- 面談の内容をもとに求人の提案を受ける(応募するかどうかは自分で決める)
- 応募する場合は、書類作成・面接対策や条件面の交渉の支援を受ける
相談先に聞いておきたいこと
- この記事の「応募前に確認したい質問」を、紹介される求人ごとに確かめてもらえますか記事の確認項目を求人比較にそのまま使うため
- 紹介される求人の業務内容・賃金・労働時間は、どの段階で書面やメールで示されますか応募前に労働条件を書面で比べるため
- 希望する勤務地(通勤できる範囲)で紹介できる求人はありますか公式サイトに紹介地域の明記がないため
- 応募しないと決めた求人や、今回は転職しないと決めた場合は、どう伝えればよいですか応募・転職の判断を自分で持つため
運営会社: 株式会社MyVision/有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-314719/公式サイトの記載を2026-10-20に確認
建設JOBs
- 業態
- 建設業界に特化した転職エージェント
- 求職者の料金
- 求職者の利用料はかからないと公式サイトで案内されています。
合う人
- 建設業界での経験があり、その経験を前提に転職先を相談したい人
- サイトの公開求人で相場感をつかんだうえで、公開されていない求人も含めて担当者から紹介を受けたい人
- 応募手続き、面接練習、内定後の条件交渉を担当者に任せたい人
合わない人
- 建設業界での経験がない人(公式サイトが建設業界経験者の転職に特化と案内しているため)
- 時間をかけて少しずつ転職活動を進めたい人(利用規約で、電話・面談による転職相談と担当者の支援は原則として開始通知から3カ月が上限とされているため)
- 紹介されなかった求人について、その理由まで知りたい人(利用規約で、求人照合の検討基準や判断理由は伝えられないとされているため)
詳しく見る:建設JOBsの主な職種・対応地域・登録後の流れなど
- 業態
- 建設業界に特化した転職エージェント(サイトで一部の求人を公開し、登録後に担当者が非公開分を含めて紹介する形式)
- 求職者の料金
- 求職者の利用料はかからないと公式サイトで案内されています。
- 主な職種
- 施工管理(建築・土木・電気・設備・プラント)を中心に、設計職やデベロッパーの求人も扱うと案内されています。
- 対応地域
- 紹介できる求人の地域は公式サイトに明記がありません。面談で希望勤務地の求人があるかを先に確かめてください。
登録後の流れ
- 公式サイトで会員登録する
- 面談で現在の状況を伝え、求人の紹介を受ける
- 応募する求人の書類選考に進み、面接に向けた練習を受ける
- 企業面接・内定のあと、転職先との条件交渉の支援を受ける(労働条件は入社前に自分で求人企業に直接確認する)
相談先に聞いておきたいこと
- この記事の「応募前に確認したい質問」を、紹介される求人ごとに求人企業へ確認してもらえますか記事の確認項目を求人比較にそのまま使うため(利用規約では、労働条件の確認は希望に応じて連絡を取り次ぐとされている)
- 転職相談と担当者の支援は、いつから何カ月受けられますか支援期間の上限(原則3カ月)を踏まえて応募の時期を決めるため
- サイトに公開されている求人と、登録後に紹介される求人では何が違いますか公開求人だけで判断してよいかを確かめるため
- 希望する勤務地(通勤できる範囲)で紹介できる求人はありますか公式サイトに紹介地域の明記がないため
運営会社: 株式会社アップベース/事業者番号(運営会社の会社概要の表記): 13-ユ-312361/公式サイトの記載を2026-10-20に確認
この記事の確認項目のうち、相談先で聞けること
面談では、次の項目を紹介される求人ごとに確かめたいと伝えておくと、求人を同じ軸で比べやすくなります。労働条件は、応募先が示す書面で最終確認してください。
- 提示年収のうち、基本給、毎月決まった手当、固定残業代、賞与はそれぞれいくらですか
- 固定残業代は何時間分で、超えた分はどのように支払われますか
- 賞与の前年度実績は何か月分ですか。評価でどの程度変わりますか
- 試用期間中の賃金は本採用後と違いますか
紹介される求人の内容や選考の結果は、相談先と応募先の判断によります。
よくある質問
統計の年収は手取りの額ですか
手取りではありません。統計の所定内給与額は所得税等を控除する前の額と定義されており、求人票の賃金も税込みです[4, 6]。比べるときはどちらも額面のまま並べます。
30代で大企業から中小企業へ移ると年収は下がりますか
統計では同じ年齢でも規模による差が大きく、建築技術者の30〜34歳は1,000人以上で約793万円、10〜99人で約502万円です[1]。ただし個別の会社の水準は統計からは分かりません。提示された内訳を、移る先と同じ規模の行と比べてください。
1級施工管理技士の年収は統計で分かりますか
分かりません。賃金構造基本統計調査の調査事項は年齢、学歴、勤続年数、役職、職種、経験年数などで、施工管理技士などの資格の有無を尋ねる項目はありません[3]。資格による差は、応募先の資格手当の有無と額で確かめます。
確かめ方は施工管理技士の資格手当の確認方法、1級と2級で担える仕事の違いは1級と2級の違いで解説しています。
電気工事や管工事の施工管理も同じ水準ですか
この記事の値は建築技術者と土木技術者のものです。電気・管工事などの施工管理に対応する区分の値は確認できていません。
新しい年の統計はどこで確認できますか
この記事の値は令和7年調査です。新しい調査結果は厚生労働省の賃金構造基本統計調査のページで確認できます[5]。
次の行動
気になる求人を2〜3件選んで比較シートに内訳を書き、同じ年齢・企業規模の行の統計値と並べて、差が月給・残業代・賞与のどこから来ているかを確かめます。残業時間の上限は残業上限チェッカーで、年収・給与に関する記事の一覧は年収・給与のページで確認できます。
転職を含めた判断の進め方は施工管理経験者向けの転職ガイドにまとめています。






